日本テレビ「嵐にしやがれ」(2020年4月11日放送)の中で、人気アイドルグループ嵐の櫻井翔にタレントのヒロミがウェイクサーフィンを伝授した。
Photo:Instagram/arashi_5_official
30もの趣味を持ち、芸能界屈指の遊びの天才ヒロミが、無趣味な櫻井に何か1つでも趣味を持ってもらおうと、人気沸騰中のウェイクサーフィンをチョイス。櫻井がまだジャニーズJr.だった10代の頃、テレビ朝日の「8時だJ」という番組でヒロミと共演したのをきっかけに親交が深まったようだ。「あとのときのヒロミさんのお陰で今の自分がいる」と、語る櫻井は今でもとても感謝しており、ヒロミのことを兄貴分として慕っている。
さて御年55歳の遊びの天才が櫻井に薦める「ウェイクーサーフィン」とは一体どんなスポーツなのか。ウェイクサーフィンとは、ウェイクサーフィン専用ボートが作り出す曳き波を利用してサーフィンをする新しいマリンスポーツである。
似たスポーツのウェイクボードとは異なり、スタート時以外はトーイングロープを持たず、足も固定されていない。使用するサーフボードも、ウェイクサーフィン用のものは通常のサーフボートよりもやや小さく、操作性に優れているのが特徴。ウェイクサーフィンの最大の魅力は、海でのサーフィンと異なり、ボートが走り続ける限り波に乗り続けることができること。アメリカやヨーロッパでは年齢を問わず誰でも安全で簡単に楽しめることから、人気のファミリーレジャーにもなっている。(ウェイクサーフィンに関する記事はこちらから)ヒロミのウェイクサーフィンの腕前は相当なようだが、果たしてどんくさいと言われる櫻井は波に乗ることが出来たのだろうか?
今回の舞台は静岡県浜名湖にある富士マリーナ。ボードを選ぶ際に櫻井はグーフィー(左向き)だと言うも、ヒロミに「綱引きするときどっち?レギュラーだよ!」と言われ納得のいかない様子。また聞き慣れないウェイクサーフィンの説明に、初心者の櫻井は口で言われてもさっぱり想像できず、「何か見本の動画とかないんですか?」と不安がる。とりあえずボードの上に立てないと始まらないことだけは理解し、まずは挑戦することに。しかし、さすがは一流アイドルグループ「嵐」の櫻井翔、なんと1回目にして立つことが出来てしまった。ロープを離すとすぐに転倒してしまったが、1回目で立てたということは、初めての挑戦にしてロープから手を離して波に乗ることも期待できる。これにはヒロミも「櫻井にしては早い方だよね。思った以上にこれ向いてるかもしれない」と嬉しそう。どうしても櫻井に乗れるようになって欲しいヒロミは急遽お手本を見せることに。 「(見たら)そしたら、すぐ乗ってできろよ」と念押しし、いとも簡単に波に乗って手を振ったり、余裕のロングライドを披露。「すげぇ、やべえ、何だあれ、やりてえ。かっけぇ!」と櫻井は大興奮で拍手しまくり。「やりたい、ああなりたい」と目を輝かせ、グーフィー(左向き)に変えて再チャレンジ。
Photo:Instagram/arashi_5_official
ヒロミのお見本を見てからは少しずつロープから手を離して波に乗れる時間が増え「めちゃくちゃ気持ちいい、すごい気持ちいい!」とテンションが上がるも、元気だったのはここまで。寒さと疲れで「体力の限界ですね」と降参。それでも成功の感動は忘れがたかったようで、「めっちゃ楽しかった。この夏やりましょう」とヒロミにおねだり。「よし、とりあえず船見に行こう(笑)」と愛弟子誕生にヒロミも大喜びだった。芸能人は多くの人の憧れの的であったり、人によっては目指すべき目標の人でもある。櫻井の言動がウェイクサーフィン界に与える影響力は計り知れないだろう。ぜひこの夏にまたウェイクサーフィンを楽しんで貰いたいし、この放送や記事を見てウェイクサーフィンに興味が沸いた人も、ぜひウェイクサーフィンを体験してほしい。
<参考・参照サイト>
公式:嵐にしやがれ
<ウェイクサーフィンショップ>
CRONY(富士マリーナ)
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