2018年10月7日(日)に静岡県湖西市にあるマリーナ、BELL MARINEにて、東海地区初となるJWSA公認のウェイクサーフィン大会が開催された。大会の正式名称は「JWSA公認 ウェイクサーフィン東海大会 BELL MARINE CUP 2018」。
初めてウェイクサーフィンの大会に参加する人も多く、大会内容や競技説明を真剣に聞いていた。
今回の大会MCはおなじみ水田 真依子さんと、ウェイクサーフィン界のレジェンド山田 欣也さん。
山田さんは17年前頃からウェイクサーフィンをやり始め、現在のようなサーフシステムを搭載したボートが無い時代からやり始めた第一人者。普段は琵琶湖でトーイングサービスをやっているのだが、山田さんのレッスンを受けるために全国からお客さんが集まるらしい。
元プロウェイクボーダーでもあり、サーフィン、スノーボードも愛する生粋の横ノリストだ。
10月にも関わらず30度近い夏日となり、微風快晴のベストコンディションで競技スタート。
女性選手たちの笑顔もまぶしい!
大会艇はCENTURION Ri237。選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、スタッフにより前日から入念な波造りが行われていた。
途中、フライボード選手のデモンストレーションも行われ、驚くほどの高さから繰り出される多様な技に会場は大盛り上がり!
レジャーのフライボードとは全く異なる、エキサイティングなパフォーマンスだった。
湖西市の市長、影山剛士さんも激励のためにわざわざ来場。地域のトップがウェイクサーフィンのような新しいスポーツに注目してくれているのはとても素晴らしいことだ。きっと浜名湖エリアのマリンスポーツはこれからもっと盛り上がることだろう。
それでは気になる大会結果を発表しよう!
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■アウトロー・メン・サーフ
1位 Kenta Hagiwara
2位 Ryugo Fukushima
3位 Keisuke Hoshimoto
優勝した萩原選手のインタビュー。プロサーファーでもある萩原選手の滑りはとてもスタイリッシュで、この日一番会場を沸かせていた。
■アウトロー・ウーメン・サーフ
1位 Junko Saki
2位 Maiko Mizuta
3位 Mai Kishimoto(DNS)
■アマチュア・メン・サーフ
1位 Takayuki Enomoto
2位 Kenji Nieda
3位 Takashi Suzuki
■アマチュア・ウーメン・サーフ
1位 Satomi Kaneda
2位 Tsukasa Masuda
3位 Chikako Nemoto
■マスター・メン・サーフ
1位 Yoshinari Yamada
2位 Hiroki Asai
3位 Shinichi Ito
MCの山田さんは選手としても出場し、圧巻の滑りで優勝!レジェンドの滑りを見るために、モニター前には多くの人が集まっていた。
■ビギナー・メン・サーフ
1位 Naoyuki Sanma
2位 Tetsu Hasegawa
3位 Seiichi Goto
■ビギナー・ウーメン・サーフ
1位 Wakana Nagata
2位 Youko Sugimoto
3位 Sachiyo Sugiyama
■アウトロー・メン・スキム
1位 Yuich Takenaka(表彰時は代理の方が参加)
2位 Keiji Umemura
3位 Masaki Shinokawa
本大会はスキムクラスのエントリー人数が多く、レベルも非常に高かった。特に優勝した竹中選手はプロスキムボーダーで、難易度の高い技を次々と決める圧巻の滑りだった。スキムクラスもどんどん盛り上がってほしい。
■アマチュア・メン・スキム
1位 Shigeo Suzuki
2位 Takahiro Takaynagi
3位 Atsushi Hirano
■ビギナー・ウーメン・スキム
1位 Yuko Ishiyama
2位 Yuko Suyama
3位 Yuka Katsuzaki
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閉会式では、BELL MARINE代表の鈴木さんから大会参加者、運営スタッフへの感謝と共に、今後の東海エリアのマリンスポーツ発展に尽力していく強い気持ちが述べられ、無事に東海大会 BELL MARINE CUP 2018は幕を閉じた。
<参考・参照サイト>
日本ウェイクサーフィン協会(JWSA)
<大会詳細>
主催・開催地:BELL MARINE(静岡県湖西市利木482)