肌ばかりに意識が向いて、ついつい忘れてしまうのが唇のケア。
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デリケートな唇ケアを怠ると、一気に老けて見えるかもしれない。実は唇も肌同様UVの影響を受け、日焼けをする。それどころか唇は肌の他の部分に比べても皮膚が薄くデリケートで、より紫外線のダメージを受けやすい部分なのだ。
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唇には汗腺がなく皮脂による油膜がつくれないため、放っておくと乾燥が進行してしまう。乾き切った唇はバリア機能がまったくない状態なので、無防備に紫外線が唇に降り注ぐことでひどい皮向けや色素沈着でくすんでしまったり、更には唇の縦じわが刻み込まれ、みるみるうちにハリがなくなる。リップの色を変えるだけで顔の印象が変わるように、唇のハリやくすみによって人が変わったように老け込んだ印象を与えてしまうのだ。
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唇の日焼けを予防する方法は、UVカット成分を含んだリップクリームを使用すること。とてもシンプルでありながら、一番効果が高く、絶対に行って頂きたい対策法だ。ただし一度塗ればOKというわけではないので、こまめに塗りなおして持続性を上げる必要がある。
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日焼けした唇のケア方法は、唇に刺激となる成分が含まれているリップクリームやリップ美容液を塗ると、かえって荒れてしまう場合もあるため、できるだけ早く保冷剤や氷水でクールダウンをしてから、純度の高い白色ワセリンを塗って保湿ケアを行うこと。一通りのケアが終わったあとは、回復を早めるためにビタミンCを積極的に摂取することがおすすめだ。唇にひと手間かければ、5歳は若く見えると言われている。ぜひ、正しいケアで美しい唇を目指して欲しい。
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