「失敗は努力を呼ぶ。だから成功を呼ぶんだ。」
Photo:Instagram/deese_mode
優勝やメダル獲得というのは結果であり、努力しなければ成し遂げられないものである。だからこそ誰よりも厳しい練習をしなければならない。昨日は失敗して涙を流したかもしれないが、努力し続けるからこそ成功をつかみ取れるのだ。
ライアン・ディーズについてWakesurfMediaが2019年4月にインタビューをしている記事があったのでご紹介しよう。
Ryan Deese(ライアン・ディーズ)
ーーあなたのお名前と出身、それからウェイクサーフィン歴を教えてください。
Ryan:ライアン・ディーズ、南フロリダ出身、6年前ぐらいにウェイクサーフィンは始めたかな。
ーーウェイクサーフィンをする前は何か他のウォータースポーツをしていましたか?
Ryan:ウェイクサーフィンを始める前はスキムボードのコンテストに出場していたんだ。 週末はビーチで過ごして、たまにトーイングされながらスキムボードをしていたよ。
Photo:Instagram/deese_mode
ーーあなたのウォームアップの方法を教えてください。
Ryan:ロープに引かれたまま、波を2、3回強く叩きつけるのが好きなんだ。それからトリックのチェックリストに沿ってトリックを繰り出してみて、それに満足したら遊んでみたり、どんどん技を大きくしてみたりするんだ。
ーー大会に力を入れていますか?それとももっとフリーライディングに集中したいですか?
Ryan:両方のちょうどいいバランスを取るために頑張ってきたよ。大会で競うのも大好きだけど、ウェイクサーフィンで自分の限界を広げることが出来た最高の1日に勝るものはないさ。
Photo:Instagram/deese_mode
ーーウェイクサーフィンを初めて体験したことを覚えていますか?すぐに夢中になりましたか?
Ryan:もちろんだよ!その時は初めてプロのスキムコンテストに出場したばかりで、帰国する飛行機の中でFacebookライブで中継されていたWakeSurf World ChampionshipsのMens Pro Skim Finalを見たんだ。すぐに夢中なって、その瞬間からウェイクサーフィンを始めるのに必要なことはできるだけしたよ。大人になるまでウェイクサーフィンというものがあるなんて知らなかったよ。僕にとってはいつもやっていたことなのに。例えば、ロープを掴んでスキムボードの上でウェイクボードとウェイクスケートを混ぜてみたりね(笑) 。
ーー最初に学んだトリックは何ですか?またそれを所得するまでどれくらい時間がかかりましたか?
Ryan:最初に波に乗ったときは、スキムボードの基本的な技は簡単に覚えられたんだけど、一番難しかったのはスイッチを覚えることと、足が疲れるまで体を酷使するのではなく、波に押されるようにする方法だったかな。どっちも習得するまでには時間はかかったけど、初心者に言えることは時間をかけて通常のスタンスとスイッチスタンスの両方を学んだ方がいいってことかな。なぜかって新しいトリックを練習し始めると、両足とも快適でいないとうまくいかないということを実感するからね。
Photo:Instagram/deese_mode
ーーもし有名人を1人だけウェイクサーフィンに連れて行くことができたらそれは誰で、またそれはなぜですか?
Ryan:WSLの男子選手なら誰でも。オーシャンサーファーを何人か連れてウェイクサーフィンを体験してもらって、一緒に楽しみながらこのスポーツの限界を広げていきたいね!
ーーライディング中に選択する音楽を教えてください。
Ryan:クラシックロック!
ーーできるかどうかにかかわらず、お気に入りのトリックは何ですか?
Ryan:フロントサイドのビッグスピンとフロントサイドの3ショービットかな。
ーーフリップトリックをどう思いますか?今後Hi-5やキックフリップがもっと見られるようになると思いますか?またそうする必要があると思いますか?
Ryan:僕の考えではまだすぐには無理かな。あちこちで着地している人もいるかもしれなけど、すぐに大会で成功させられるような人はまだいないと思うよ。
Photo:Instagram/deese_mode
ーー将来どんなウェイクサーフィン界を見たいですか?
Ryan:より多くのイベントが開催されて、いろんなメディアで放送されて、大手ブランドからのスポンサーも増えてたら嬉しいな。
ーー新しいトリックを学ぼうとしている人たちにどのようなアドバイスをしますか?
Ryan:自分よりも上手な人たちと一緒に滑って楽しんでもらいたいね。それに失敗をしたらもっと努力しようと思うべきかな。失敗と努力をたくさんして成功できるようになっていくんだ。
ーー感謝したいスポンサー、友人、家族はいますか?
Ryan:僕をサポートしてくれているスポンサーに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいだよ。