筋肉は復活する!DNAに刻印される「筋肉の記憶」とは一体!?

筋肉には記憶が存在する。

Muscle Memory

photo:pexels

筋肉を長い間鍛えないと、当たり前だが筋細胞が死滅し筋肉は萎縮していく。しかし、再びトレーニングを再開すると、すぐに以前の状態まで成長することをご存知だろうか?適度な負荷の筋力トレーニングのあとの休養こそが、さらに効果的に筋肉を増強させると、運動生理学の世界では経験則としてわかっている。このような筋肉が以前の状態を記憶しているという現象は、「Muscle Memory(筋肉記憶)」と呼ばれている。

Muscle Memory

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だれでも閲覧可能な電子学術誌「Scientific Reports」で発表された研究で、こうしたメカニズムが遺伝子レべルで存在することが確認された。骨格筋の成長は筋肉の遺伝子によって記憶され、のちのトレーニングによってさらに大きく成長することを促すのだという。英国の大学の実験ではまず、筋力トレーニングをしたことのない男性被験者8人(平均年齢27.6歳)を対象に筋肉の生検を行った。

Muscle Memory

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その後、週3回7週間のレジスタンス運動(筋に負荷をかけたトレーニング)、7週間の休養、そして再び週3回7週間のレジスタンス運動を行ってもらい、各期間の終わりに骨密度検査、大腿四頭筋の強度測定、そして遺伝子の変化を測定するための筋肉生検を実施した。実験の結果、被験者たちが最初の7週間で得た筋肉は、その後7週間の休養のあいだに実験前の状態に戻ってしまっていた。筋力トレーニングを怠れば、筋肉は落ちてしまう。これは誰もが予想する結果だろう。

Muscle Memory

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しかし、興味深いのは休養後に再開された7週間のトレーニングで、被験者たちの筋肉が最初の7週間よりさらに大きく肥大したことである。いわゆるマッスルメモリーが事実として遺伝子レベルで存在することを示すこの結果は、アスリートのトレーニング方法や、けがからの回復方法に影響を及ぼすことだろう。例えば、学生時代に部活で鍛えた身体は卒業後、年月の経過により衰えていくが社会人になってからもう一度鍛えると、学生時代に近い状態まで身体を戻すことが可能ということだ。

Muscle Memory

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マッスルメモリーの有効期間は、今の時点での結論としては「15年間は100%近いマッスルメモリー」で、それ以降は「少しずつ減少」していくと考えられている。これまでの内容から、マッスルメモリーがあれば年をとってからもすぐに筋肉を元に戻せることがわかった。もし筋トレをしたいと思ったら、すぐにはじめたほうがいいかもしれない。一度鍛えた筋肉は財産になるので、今のうちからインナーマッスルが鍛えられるウェイクサーフィンを始めてみてはいかがだろうか。

Muscle Memory

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