サーフィンやウェイクサーフィンをしている人の多くが、美しいボディーラインをしている。脂肪が削ぎ落とされていて、無駄がない。
しかし実際には激しい運動をしているわけではないので、サーフィンやウェイクサーフィンで消費されるカロリーはそんなに高くはない。ただ不安定な波の上で、ボードを扱うボディバランスが必要になるので、普段使わない体幹(体のコアに当たる胴体の部分)やインナーマッスル(体の比較的深い部分にある筋肉)をかなり鍛える事ができ、非常に痩せやすい体になれる。
体幹にはもちろんインナーマッスルが含まれている。インナーマッスルが鍛えられると、自然と基礎代謝も向上し太りにくい体が作られ、目に見えてスタイルが改善されるのだ。
実際にサーフィンの波乗り動作を取り入れたエクササイズで「サーフエクササイズ」というのもある。痩せてからウェイクサーフィンを始めるのではなく、ウェイクサーフィンを始めてから理想の身体を手に入れよう。
インナーマッスルの効果
■基礎代謝の上昇
インナーマッスルを鍛えると内側の筋肉が安定し、重力で徐々に下がった内臓を元の位置に戻してくれる。内臓の位置を安定させることで、臓器本来のパフォーマンスを十分に働かせられるようになり、自然と基礎代謝も向上する。また内臓の位置が矯正されるので便秘にも効果がある。体の消費エネルギーの7割といわれる基礎代謝を上げることにより、太りにくく痩せやすい体になる。
■美しい姿勢
体の歪みが改善してお腹もへこみ、姿勢も維持することが可能になるのでスタイルが良くなる。インナーマッスルは別名「姿勢保持筋」とも言われており、鍛えることで背骨も鍛えられて猫背の予防にもなる。
■血行の改善
インナーマッスルを鍛えると関節が正常な位置に戻り、血行を改善する効果も期待できる。血行が良くないと冷え症や腰痛、肩こりになりやすく、代謝が悪くなりダイエットの効果も弱まってしまう。
■身体機能を向上させる
インナーマッスルは腹筋や大胸筋、腰回りなど大きな筋肉の動きをサポートしてくれるため、他の筋肉のパフォーマンスを向上させ身体機能をアップしてくれる。通勤電車内でよろよろしない、重い荷物を持てる、息切れしにくくなる、疲れが溜まらない、など日常に密着したメリットだらけだ。
ウェイクサーフィンで痩せたいと思うのなら時間をかけてインナーマッスルを刺激して継続するしかないが、1度ウェイクサーフィンにハマってしまうと楽しくなってしまうはずだ。
<参考・参照サイト>
画像:Unsplash
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画像:Pexles
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