「出来ないなら、出来るまで練習すればいい」
常に前向きな姿勢を持ってこそ、すばらしい成果が待っている。ドリュー・ドレナンについてWakesurfMediaが2019年3月にインタビューをしている記事があったのでご紹介しよう。
Drew Drennan(ドリュー・ドレナン)
MOVIE:Youtube/Hyperlite Wakeboards
ーーあなたのお名前と出身、それからウェイクサーフィン歴を教えてください。
ドリュー:ドリュー・ドレナン、アメリカのテキサス出身で、ウェイクサーフィン歴は6年ぐらいかな。
ーーウェイクサーフィンを始める前に何か他のトーイングスポーツをしていましたか?
ドリュー:ウェイクサーフィンを始める前に少しだけウェイクボードをしていて、アマチュアとして世界選手権で優勝したことがあるんだ。
ーー昔、モトクロスに熱中していたと聞きました。どうして陸でのスポーツからウォータースポーツに切り替えたのですか?
ドリュー:モトクロスにはのめり込んでいたよ。でも大きな怪我をしたから、体に負担が少ないスポーツに変えたんだ。
Photo:Instagram/ddrennan47
ーーHyperliteにここ数年間乗っていますが、どのようにして彼らと繋がりましたか? またPARTY SHARK(※取り外し可能なフットストラップを装着する事により、足元を固定しフリップする事も可能になる)は乗っていて楽しいですか?
Photo:Instagram/ddrennan47
ドリュー:Hyperliteと知り合ったのはテキサスで開かれた大会の時だったんだ。そこで代表者のブライアン・ホワイト(Brian White)と知り合って、しばらく話をした後に彼は僕の力になりたいと言ってくれたんだ。その日から僕はチームライダーとして彼らと一緒に製品を宣伝したり、スポーツの為になるような事を手伝っているんだ。Party Sharkは僕が今まで乗ったボードの中でダントツで楽しいし、初心者からプロまで楽しめるよ。ストラップを使うことでボードをもっと制御できるようになるし、ストラップのないボードでは難しいトリックを習得する事ができるんだ。その感覚を忘れないうちに通常のボードに戻したりしているよ。
Photo:Instagram/ddrennan47
ーー最初に習ったトリックを覚えていますか?また習得するまでにどれくらいかかりましたか?
ドリュー:最初に覚えたトリックは360。習得するまでに何百回も挑戦したのを覚えているよ。でも一度360を所得できたらその後トリックを覚えるのがずっと速くなるんだ。
ーーあなたが非常に高いレベルでスキムとサーフの両方に乗っていますが、この2種類の切り替えをどのように管理していますか?考えてコントロールしてますか、それともあまり考えずに条件反射的に体が動きますか?
ドリュー:スキムとサーフはまったく異なるタイプなんだ。僕の考えだけどスキムはフィンがないからボード上であまりはじけたり、アグレッシブになったりする必要はないと思ってる。でもサーフに乗るときはシュブのようなトリックをする時に、フィンを水からを出すために思いっきり動くからそれは体の条件反射だと思うよ。この2つのスタイルを交互に切り替えることができるから水上にいるのが楽しいし、刺激を受けるんだ。
Photo:Instagram/ddrennan47
ーー今年はどんなボードやボートに乗っていますか?
ドリュー:Hyperlite HiFi、Varial riot、Party SharkでBuxton Marineや、Nautique G23の後ろに乗っているよ。アパレルに関しては今年RVCAが僕を迎えてくれたから、すべての服を手掛けてくれているんだ。
ーー将来ウェイクサーフィンがどんな風になるのを見てみたいですか?
ドリュー:このスポーツがもっと成長して、もっと多くの人に大会に参加してもらいたいと思っているよ。そしてみんなが楽しんでくれるような大会を増やしたいかな。大会に来る観客が増えていくのを見ることができたら、きっと素晴らしいだろうね。
ーー新しいトリックを学ぼうとしていたり、もっと上手になりたいと思っている初心者にどのようなアドバイスをしますか?
ドリュー:決してあきらめないでほしい。トリックが上手に出来ないなら、出来るようになるまで練習すればいい。みんなにも言っていることだけど、フォールしないとトリックは習得出来ないよ。でも一番大事なのはウェイクサーフィンを楽しむことだよ。
ーー最後に感謝したいスポンサーや友人、家族はいますか?
ドリュー:僕の両親や友人が応援に来てくれたり、支えてくれたことに感謝したい。そしてもちろん僕のスポンサー達にも感謝しているよ。
Photo:Instagram/ddrennan47